赤ちゃんのアトピー症状とステロイド治療について
乳児湿疹、アトピーと診断された赤ちゃんは、
弱めに調整されたステロイド剤を処方されます。
すぐに炎症を止める必要があるので、
最初にステロイド剤を使うのは正しい治療です。
問題は、病院でもらった薬で症状が改善した後の対応です。
炎症は免疫システムの暴走で起こりますので、
治ったからといって
対策せずに薬を塗らなくなると症状がぶり返します。
そして、ぶり返すたびに症状がキツく出るようになります。
強い症状を抑えるために、
強い薬が必要になるという悪循環が起こるのです。
赤ちゃんのステロイド離脱症候群を予防するには、
免疫の暴走が止まるまでの間
外からの刺激から守るバリア機能をつける必要があります。
一般的にはワセリンが使われますが、
赤ちゃんはワセリンのべとつく感じが嫌いなことが多いです。
慣れるまではかゆみを誘発する場合もあるので、
赤ちゃんにとっては辛い場合もあります。